先週末、朝9時から印刷所に詰めて、微妙な色合いをチェックする『ジジの合鍵』の著者。2人ともグラフィックデザインが本職なので、刷り上がった見本紙を見る目は真剣そのもの。
原稿は16ページ分を一つの単位(一折り)として印刷機にかけられます。ドイツ製の高性能印刷機で、両面を瞬時に印刷します。印刷が終わると製本作業に回され、本が出来上がります。
みなさま、お楽しみに!
kukui の木
kukuibooksのkukuiってなんだろう?
そう思われた方も多いでしょう。kukui(ククイ)はハワイの「州の木」に指定されていて、英語名はキャンドルナッツ・ツリー。その名のとおり、ろうそくとして使われていました。
今も公園や住宅街、ショッピングセンターなどさまざまな場所で見かけます。
これはカウアイ島のククイオロノ公園にある木です。2メートルぐらいのものから、10メートル以上に育ったものもあります。
近づくと丸い実がなっているのが見えます。まるで大ぶりの梅の実みたい。
そして花はこんなに可憐です。
はるか昔からハワイの人たちの生活になくてはならない木であり、未来を照らす「ともしび」の供給源でした。彼らにとってククイの実は知恵の象徴。私たちも未来に役立つ知恵を届け、そして人々に喜びや楽しみを感じてもらえる書籍を作っていきたいと思っています。