今から3年前、2020年2月に出版した『清水朝子作品集 Finding A Pearly Light』が、現在、ベルギーのアントワープにあるギャラリー「IBASHO」で展示されています。
「IBASHO」(居場所)はそのネーミングからもわかるとおり、日本の著名な写真家や有望な若手写真家の作品を積極的に紹介しているギャラリーです。もともとはアート作品のコレクターだったというオーナー夫妻が8年前、日本の写真作品に特化するというユニークなスタイルでオープンし、今も大きな注目を集めています。
作品を紹介するギャラリーのインスタグラムには「清水朝子氏は、詩的な言葉と組み合わせて儚いイメージを創造する稀有な才能を持っている」と記されています。
新型コロナのパンデミックが終息へと向かうなか、ようやく『清水朝子作品集 Finding A Pearly Light』が海を渡り、ヨーロッパの人々の元へと届くことになりました。多くの人に長く愛される作品になることを遠く日本から願っています。